こんにちは!
FIREを目指す、40代独身会社員のaotakoです。
XYLDが、S&P 500
QYLDが、NASDAQ 100
RYLDが、Russell 2000
のカバード・コールETFになります。
これらはカバード・コールの売りで利益を生み出そうとするもので、
対応する指数の株式を購入し、対応する同一指数のコール・オプションを売却します。
(SBI証券の「先物・オプション取引 用語集」
「[カバード・コール]
現物ポートフォリオ等とコールの売りを組み合わせた戦略。現物保有の期間が比較的短く、かつ相場の先行きにやや強気の場合、保有ポートフォリオに見合う数量のコールを売建てておき、予想通り相場が上昇した場合には現物株式の値上りによる利益とコールの売建てによる損失が相殺されるが、プレミアム分の利益を得ることができ、相場が大きく上昇して権利行使が行われても、コールの売建てに伴うプレミアム分が確保できる。
一方、相場が下落した場合には損失となるが、コールを売らなかった場合よりも損失がプレミアム分だけ少なくて済む。」)
いずれにせよ、このカバード・コールETFが注目されているのは高くはない経費率に対し、対応指数が上昇する場合に高い配当率が見込めることにあります。
XYLD vs QYLD vs RYLD
銘柄 |
管理会社 |
純資産 |
平均 |
経費率 |
配当率 |
年初来 |
5年 |
XYLD |
グローバルX |
$229.81 |
67,645 |
0.60% |
9.15% |
7.81% |
53.85% |
QYLD |
グローバルX |
$2,646.93 |
1,676,881 |
0.60% |
11.84% |
2.75% |
73.26% |
RYLD |
グローバルX |
$131.10 |
106,867 |
0.60% |
10.60% |
15.20% |
設定日が2019年4月17日のためデータなし |
(出典:2021年5月7日付ETF DB)
最近までのNASDAQ 100の値上がりを反映してQYLDが一番配当率が良いです!
ちなみに、これらの中でSBI証券、楽天証券で買えるのは【QYLD】だけである点は注意してください。
まとめ
上図がNASDAQ 100(青)とQYLD(オレンジ)の株価比較ライン図です。
見ての通り、NASDAQ 100がグングン上昇しているのに対し、
QYLDは上昇分を配当として支払っているので、殆ど上昇していません。
トータルリターンは上図の通り、
QYLDはQQQ(NASDAQ 100)に大きく劣後しています。
出口戦略を考えなくていいQYLDは確かに楽です。
しかしながら、FIREのためには
インカムゲイン(配当収入)だけでなく、
キャピタルゲイン(売買差益)も考え、
必要額にできるだけ早く到達することを考えたい
aotakoとしてはQYLDという選択肢は今のところなしです。
FIRE後の選択肢として考えたいと思います。
目指せFIRE!