投資先としてのシンガポール【EWS】【NISE】【DSIN】
こんにちは!
FIREを目指す、40代会社員のaotakoです。
シンガポール。皆さんどのようなイメージ持たれてますか?
aotakoだと、FIREを知るきっかけになった中田さんが移住した国で、都市国家。
ビジネスがしやすい環境で、アジアの中で大きな金融センターという認識です。
aotakoblog.hatenablog.com
その他にも治安がいいとか、教育がいいとか、様々なことを聞きますが、
投資先としてのシンガポールETF(シンガポールの債券、国債、REITは除く)はどうなのか?
これについて今日は解説していきます。
なお、以下で取り上げるDSINは楽天証券でしか買えないようですので、注意してください。
EWS(米国株) vs NISE(シンガポール株(大型)) vs DSIN(シンガポール株(全体))
銘柄 |
管理会社 |
純資産 |
平均 |
経費率 |
配当率 |
年初来 |
5年 |
EWS |
$714.90 |
662,958 |
0.51% |
2.68% |
11.86% |
37.35% |
|
NISE |
日興 |
$434.43 |
142,980 |
0.30% |
3.74% |
12.40% |
34.66% |
DSIN |
ドイツ銀行グループ |
$42.80 |
0.0 |
0.50% |
0.00% |
11.12% |
41.55% |
資産・出来高は EWS>NISE>DSIN
DSINの出来高で「0」がついていますが、これは売買が成立しなかったということであり、流動性に欠け、いつ償還が始まってもおかしくない、危険なETFといえます。
長期保有の観点からはこの時点でDSINはOUTです。
経費率は NISE<DSIN<EWS
ただし、シンガポール株は米国株を買うよりも買付手数料が高いので、超長期で見ないとNISE、DSINに優位性は出てきません。
配当率は NISE>EWS>DSIN
NISEの配当率は3.7%超と高配当といえる水準です。EWSも2.6%超と普通より高めです。DSINは配当がありません。
年初来リターン NISE>EWS>DSIN
5年リターン DSIN>EWS>NISE
となっていますが、思ったより差がないというのが正直な感想です。
まとめ
シンガポールの特殊出生率は、1.14人(2018年)と、日本よりも少ない水準にあり、
人口ボーナスは終了しており、爆発的な成長は見込めないと考えるべきです。
確かにNISEは配当率は3.7%超と高配当といえる水準で
5年で30%成長していますが、
これからもそうであるという、青写真をaotakoは描けませんでした。
したがいまして、シンガポール単体のETFには投資しないことにしました。
もちろんシンガポールという国に魅力を感じるのであれば米ドル建てであればEWS
シンガポールドル建てであればNISE
という選択肢はよい選択肢となるでしょう。
目指せFIRE!