こんにちは!
FIREを目指す、40代独身会社員のaotakoです。
投資では、卵は1つの籠には盛るな、と分散投資の重要性が唱えられています。
その分散投資先の1つと考えられているのが不動産です。
不動産は、景気が上向いているときには事業拡大などの業績アップに伴い、オフィスなどを拡張したりする企業も増えていき、
景気が後退していく場面では事業を縮小していき、オフィスも縮小していく傾向にありますので、株式の後を追うような形で相場が動いていくといわれています。
そのため、株価がピークを付けた後、不動産投資はピークに達していませんが、株価が下落する頃にピークを迎え、その後、下落していくという特徴があるといわれています。
つまり、株価と違う動きをすることから分散投資先として考えられています。
ただ、青色の米国株価(S&P500)、水色の米国超長期債券(EDV)、オレンジの不動産(IYR)見て分かるように、明らかにコロナショック時に違う動きをしている米国株価と米国超長期国債に対し、米国株価と不動産は同じように下落しており、一般的に言われている分散効果は「ない」といわざるをえません。
いずれにせよ、投資先としての「アメリカ」不動産ETFに焦点を当てて説明していきます。
IYR vs XLRE vs ICF vs RWR vs 1659(USRT)
現状SBI証券、楽天証券で購入できる米国不動産ETFは5つあります。
銘柄 |
管理会社 |
純資産 |
平均 |
経費率 |
年初来 |
5年 |
IYR |
$ 5,823.35 |
7,498,197.0 |
0.42% |
15.67% |
46.73% |
|
XLRE |
スパイダー |
$ 2,808.04 |
4,527,544.0 |
0.12% |
17.04% |
55.31% |
$ 2,194.26 |
135,372.0 |
0.34% |
15.55% |
37.13% |
||
RWR |
スパイダー |
$ 1,704.44 |
127,364.0 |
0.25% |
18.57% |
27.08% |
1659 |
(114億円) |
9,120.0 |
0.22% |
22.77% |
設定日が |
資産規模、平均出来高ともにIYRが一歩抜きんでています。
参考として挙げた日本で買えるアメリカETFの1659は出来高が低すぎてオススメできません。
経費率はXLREがピカイチで低いです!
配当率は
銘柄 |
配当率 |
経費率 |
IYR |
2.11% |
0.42% |
XLRE |
3.18% |
0.12% |
2.52% |
0.34% |
|
RWR |
3.41% |
0.25% |
1659 |
1.95% |
0.22% |
3%越えはXLREとRWRです。
(唯一の1%台は1659。この点でも1659はナシです)
まとめ
ここ5年のパフォーマンスをグラフにするとXLRE、IYR、ICF、1659、RWR
となっています。
以上から、米国不動産の投資先としては、経費率も低く、パフォーマンスも良い
XLRE
です。
ただ、パフォーマンスは一番最初にお見せしたとおり米国株価に劣後してますので、
そこまで魅力的には見えません。
よって、aotakoは米国不動産には投資しません。
目指せFIRE!