こんにちは!
FIREを目指す、40代会社員のaotakoです。
先日まで、米国株が11のセクターに分かれていることをご報告しました。
aotakoblog.hatenablog.com
しかしながら、特定のセクターに特化した指数というものが存在します。
その一つが、半導体の設計・製造・流通・販売を行う企業約30社で構成される「フィラデルフィア半導体株価指数」、通称「SOX指数」です。
本日はこのSOX指数のETFとS&P500とを比較しながら見ていきます。
SOXX vs SOXL(3倍レバレッジ) vs SOXS(3倍インバース) vs IVV(ご参考:S&P500)
銘柄 |
管理会社 |
純資産 |
平均 |
経費率 |
配当率 |
年初来 |
5年 |
SOXX |
$7,197.3 |
872,672 | 0.43% | 0.67% | 19.7% | 355.1% | |
SOXL |
Rafferty |
$3,760.7 |
14,551,673 |
0.96% |
0.04% |
37.10% |
1565.37% |
SOXS |
Rafferty |
$154.6 |
9,033,705 |
1.08% |
0.00% |
-60.8% |
-99.9% |
IVV |
$297,991.0 |
4,119,451 |
0.03% |
1.27% |
19.8% |
124.4% |
(出典:2021年8月12日付ETF DB)
資産 IVV>SOXX>SOXL>SOXS
出来高 IVV>SOXL>SOXX>SOXS
経費率 IVV<SOXX<SOXL<SOXS
配当率 IVV>SOXL>SOXX>SOXS
年初来リターン SOXL>IVV>SOXX>SOXS
5年リターン SOXL>SOXX>IVV>SOXS
SOXX
保有銘柄数 32
SOXL
保有銘柄数 35
SOXS
保有銘柄数 5
IVV
保有銘柄数 507
まとめ
短期目的であれば、出来高において圧倒的なSOXLという選択肢も考えられますが、
レバレッジのかかったETFとなりますので、それがいやであればSOXXの一択になります。
長期目的でも、1500%超えという驚異的な数字を叩き出したSOXLに行きたくなります。
ただ、レバレッジのかかっていないSOXXでもIVVの約3倍という途轍もない数字ですので、レバレッジの高い経費とボラティリティを避けるのであればSOXXが良い選択肢になります。
なお、SOXSは3倍のインバース(一言でいうと株価が下がると得する)のかかった商品で、長期保有目的には向きません…
半導体産業は好不況を3~5年で繰り返す「シリコンサイクル」が起こることで知られていますが、この5年はうまく波に乗っただけといわれる方もいらっしゃるでしょう。。。しかしながら、うまく波を掴むことができればS&P500を上回る成果を掴むことが可能です。
aotakoはSOXXをウォッチリストに入れ、ボーナス時のローリング候補とすることにしました。
以上、ご参考になれば幸いです。
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