こんにちは!
FIREを目指す、40代会社員のaotakoです。
過日、アメリカをまるっと投資するVTIを紹介しましたが、
アメリカにも、日本でいう日経225やTOPIXのような主要な株価指数というものが存在します。
今日はそんなアメリカの株式主要指数の一つである
【S&P500】
(ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している企業の中から代表的なものとして選出された500社の株価を基に算出)についてのETFを見ていきます!
SPY vs IVV vs VOO vs SPLG
vs SPXL(S&P500レバレッジ3倍) vs SPXS(S&P500インバース3倍)
銘柄 |
管理会社 |
純資産 |
平均 |
経費率 |
配当率 |
年初来 |
5年 |
ステートストリート |
$384,669.0 |
67,914,176 |
0.09% |
1.28% |
16.1% |
119.3% |
|
IVV |
$292,837.0 |
4,406,300 |
0.03% |
1.29% |
16.1% |
120.5% |
|
VOO |
バンガード |
$239,728.0 |
3,888,847 |
0.03% |
1.32% |
16.2% |
120.1% |
SPLG |
ステートストリート |
$11,032.4 |
1,888,495 |
0.03% |
1.31% |
16.2% |
120.4% |
SPXL |
Direxion |
$2,603.7 |
5,919,178 |
1.01% |
0.14% |
50.6% |
363.8% |
SPXS |
Direxion |
$395.2 |
6,536,749 |
1.07% |
0.00% |
-40.0% |
-96.2% |
(出典:2021年7月16日付ETF DB)
資産 SPY>IVV>VOO>>SPLG>>SPXL>>SPXS
出来高 SPY>>SPXS>SPKL>IVV>VOO>SPLG
経費率 IVV=VOO=SPLG<SPY<<SPXL<SPXS
配当率 VOO>SPLG>IVV>SPY>>SPXL>>SPXS
年初来リターン SPXL>>VOO=SPLG>SPY=IVV>>SPXS
5年リターン SPXL>>IVV>SPLG>VOO>SPY>>SPXS
ETFの性格
これら5つのETFの性格がよくわかるよう、コロナ禍による株価暴落時を含むグラフをTradingViewにより作成しました。
基本的にSPY、IVV、VOO、SPLGは同じ動きになります。
SPXLは3倍のレバレッジがかかっているため、上昇局面ではグングン上昇しますが、
コロナ禍のような下降局面では一気に急降下し、回復も遅いものとなります。
SPXSは3倍のインバースがかかっているため、上昇局面では一気に下降し、
コロナ禍のような下降局面では急上昇します。
SPY
SPYは世界最大の資産規模をほこり、出来高も圧倒的ですので、短期目的で保有するのに適しています。
IVV
現時点(2021年7月)では経費率は最低であり、長期保有に適しています。
VOO
経費率は最低であり、また管理会社であるバンガード社は他社と横並び状態にあるとき経費率を下げてくれる投資家にとってありがたい存在ですので、今後の経費率低減も織り込めば、最も長期保有に適していると考えられます。
SPLG
現時点(2021年7月)では経費率は最低であり、長期保有に適しています。
なお、SPLGは$50強と、IVV、VOOの約1/8とより手が出しやすい価格になっていますので、
S&P500への投資額を調整しやすくなっている点は特筆に値します。
SPXL
3倍のレバレッジがかかっているため、経費率が高いこと、暴落時に急降下すること、下落局面では逓減リスクが働くことがネックです。
長期保有ではなく、短期的にもち、高いリターンを狙っていくものといえます。
SPXS
3倍のインバースがかかっているため、経費率が高いこと、暴落時等の下降局面でしかプラスにならないことがネックです。
長期保有する必要はありません。
まだ外国株の空売ができない現状において、S&P500が下がる局面で、短期的にもち、高いリターンを狙っていくものといえます。
まとめ
一番のおすすめは将来性(経費率の低減)も見据え、VOOです。
aotakoはVOOを毎月積み立てていくことにしました。
なお、手元資金が少ない場合には、SPLGも良い選択肢です。
(SPXL、SPXSについては初心者が手を出すと危険です。
SPXLのコロナ禍による下落率がえげつないことになっていることは
グラフを見ていただければお分かりいただけるものと思います。)
目指せFIRE!