こんにちは!
FIREを目指す、40代会社員のaotakoです。
羊がいっぱい、ラグビー(All Blacks)が有名、
温泉があるといったイメージがあるニュージーランド。
でもどこかオーストラリアと一括りにされてる感があります(笑)
そんなニュージーランドのETFは一つしかないので、
米国のS&P500と比較しながら、見ていきます。
なお、SBI証券、楽天証券では買えないようです。
もし、買えるようでしたらご連絡をいただければと思います。
ENZL vs IVV(S&P500)
銘柄 |
管理会社 |
純資産 |
平均 |
経費率 |
配当率 |
年初来 |
5年 |
EWM |
$162.97 |
23,906 |
0.51% |
1.80% |
-8.83% |
68.06% |
|
IVV |
$280,167.00 |
4,455291 |
0.03% |
1.34% |
13.1% |
119.4% |
(出典:2021年6月10日付ETF DB)
ENZLは資産・出来高ともにブラックロックが管理しているETFだけあって、しっかりとあります。すぐに償還が必要となるようなヤワなETFではありません。
S&P500のIVVは同じブラックロックが管理しているETFでは最大、トータルで見ても世界第2位の超巨大・超優良ETFですので、比べるのが野暮なくらい差があります。
EWMの経費率は0.51%と少し高めです。
配当率は1.80%と、普通より心持ち高め。
でも、高配当とまではいきません。
5年リターンは、しっかりプラスですが、年初来リターンは大きくマイナスとなっています。
(S&P500のIVVが年初来リターンでも13.1%と、高リターンであるのと対照的です)
なお、ENZLは「MSCI New Zealand IMI 25/50 Index」という指数に連動し、
26銘柄を保有しています。
IVVがS&P500に連動し、507銘柄を保有しているのに比べて分散されていません。
セクター別にみてみると、28%超がヘルスケア、20%超が公益事業で占められているところに大きな特徴があります。
ちなみに、IVVは
1位はテクノロジーで33%超、ヘルスケアは4位で12%超、
公益事業は2%超しかありません。
変動の少ない公益事業が大きなウェイトを占めているにもかかわらず、年初来リターンが大きく落ち込んでいるのは、コロナ禍によるロックダウンにより経済がダメージを受けたためと考えられます。
まとめ
ニュージーランドの特殊出生率は1.71人(2018年)と2人を切っており、
これ以上の人口ボーナスは望めません。
また、上で比較したとおり、S&P500に比べ、資産・出来高・経費率・リターンで劣っております。
いや、ニュージーランドはヘルスケアが主力であり、ガンガン伸びると思われる方は
ENZLを長期で保有するという選択肢はありだと思います。
aotakoとしては、ENZLにはそれほど魅力を感じられませんし、
SBI証券、楽天証券で買えませんので、
投資対象とはしないことにしました。
目指せFIRE!