こんにちは!
FIREを目指す、40代会社員のaotakoです。
微笑みの国タイ。
ビーチリゾートや、おいしいタイ料理と、大変魅力的な国です。
そんなタイのETFは一つしかないので、
米国のS&P500と比較しながら、見ていきます。
なお、SBI証券、楽天証券でもタイETFは買えるので安心してください。
THD vs IVV(S&P500)
銘柄 |
管理会社 |
純資産 |
平均 |
経費率 |
配当率 |
年初来 |
5年 |
THD |
$415.11 |
98,048 |
0.59% |
2.17% |
7.37% |
33.17% |
|
IVV |
$280,167.00 |
4,455291 |
0.03% |
1.34% |
13.1% |
119.4% |
(出典:2021年6月9日付ETF DB)
THDは資産・出来高ともにブラックロックが管理しているETFだけあって、しっかりとあります。すぐに償還が必要となるようなヤワなETFではありません。
S&P500のIVVは同じブラックロックが管理しているETFでは最大、トータルで見ても世界第2位の超巨大・超優良ETFですので、比べるのが野暮なくらい差があります。
THDの経費率は0.59%と少し高めです。
配当率は2.17%と、普通よりちょっと高め。
でも、高配当とまではいきません。
5年リターンは、33.17%で、まあまあ、といったところです。
(S&P500のIVVが119.4%と、高リターンであるのと比べてしまうと物足りません)
なお、THDは「MSCI Thailand IMI 25/50 Index」という指数に連動し、
130銘柄を保有しています。
IVVがS&P500に連動し、507銘柄を保有しているのに比べて分散されていませんが、
保有銘柄数が3桁あり、少ないわけではありません。
セクター別にみてみると、19%超が金融関係で占められているものの、
2位の産業が17%超、3位のエネルギーが15%超と突出しているわけではなく、
うまく混ざっています。
ちなみに、IVVは
1位はテクノロジーで33%超、2位は消費財−景気循環型で15%超、3位は金融で13%超となっています。
IVVのほうがテクノロジー偏重型であることが分かります。
THDはうまくセクターが分散されており、それが
このコロナ禍でもプラスのリターンを叩き出せている要因といえます。
まとめ
タイの特殊出生率は1.52人(2018年)と2人を切っており、人口ボーナスによる成長性に陰りが見えます。
従いまして、これから爆発的に成長していく、活気というか、新たな旋風を巻き起こす成長性みたいなものは感じられません。
また、軍事クーデターが頻発する等、リスクが高い国です。
なお、上で比較したとおり、S&P500に比べ、資産・出来高・経費率・配当・リターンで劣っております。
いや、タイは東南アジアの要衝として
これからも伸びると思われる方は
THDを長期で保有するという選択肢はありだと思います。
aotakoとしては、THDにはそれほど魅力を感じられませんので、
投資対象とはしないことにしました。
目指せFIRE!