こんにちは!
FIREを目指す、40代会社員のaotakoです。
先日までにアメリカを除く先進国と新興国のETFを見てきました。
アメリカ以外をまとめて買えないのか?
そう思われる方も中にはいらっしゃると思います。
そんな方にピッタリなのが、アメリカを除く世界全体に投資するETFです。
VXUS vs VEU vs VSS vs ACWX
銘柄 |
管理会社 |
純資産 |
平均 |
経費率 |
配当率 |
年初来 |
5年 |
VXUS |
バンガード |
$49,106.70 |
3,085,452 |
0.08% |
1.98% |
12.34% |
72.85% |
VEU |
バンガード |
$35,560.90 |
2,410,943 |
0.08% |
1.86% |
11.89% |
73.78% |
VSS |
バンガード |
$9,710.33 |
322,371 |
0.11% |
1.66% |
14.77% |
67.77% |
ACWX |
$4,375.18 |
1,427,578 |
0.32% |
1.89% |
11.61% |
70.81% |
(出典:2021年6月11日付ETF DB)
VXUS
「FTSE Global All Cap ex US Net US RIC」という指数に連動し
保有銘柄数7972
トップ10のセクター構成
投資対象国 1位日本 2位中国 3位イギリス
VEU
「FTSE All World ex US Net TR US RIC」という指数に連動し
保有銘柄数3251(VXUSと違い大型株で構成)
トップ10のセクター構成
1位金融、2位テクノロジー、3位産業
(ただし、VXEUと若干の%差あり)
投資対象国 1位日本 2位中国 3位イギリス
VSS
「FTSE Global ex US Small Cap Index Net Tax (US RIC)」という指数に連動し
保有銘柄数4037(VXUSと違い小型株で構成)
トップ10のセクター構成
1位金融、2位産業、3位消費財−景気循環型
(テクノロジーの順位が4位と低いことが特徴的)
投資対象国 1位カナダ 2位日本 3位イギリス
(カナダの割合が多く、中国の割合が小さいのが特徴的)
ACWX
「MSCI ACWI ex USA Index」という指数に連動し
保有銘柄数1840(VXUSと違いかなり絞られている)
トップ10のセクター構成
1位金融、2位テクノロジー、3位産業
(ただし、VXEUと若干の%差あり)
投資対象国 1位日本 2位中国 3位イギリス
資産は VXUS>VEU>VSS>ACWX
ですが、最下位のACWXでも十分な資産額を持っています。
出来高は VXUS>VEU>ACWX>VSS
短期目的で売買するのであれば、VSSは避け、VXUSを選択するのが良さげです。
経費率は VXUS=VEU>VSS>>ACWX
VSSも低いですが、それよりもVXUSとVEUの経理率の低さがひかります。
配当率は VXUS>ACWX>VEU>VSS
全てが1.6%超と普通より高めですが、最高のVXUSでも1.98%と高配当ではありません。
年初来リターンはVSS>VXUS>VEU>ACWX
5年リターンはVEU>VXUS>ACWX>VSS
小型株で構成されるVSSはリターンの浮き沈みが激しく、
一番分散が効いているVXUSが安定したパフォーマンスを出しています。
まとめ
アメリカを除く世界全体をマルっと投資でき、一番安定している VXUS
アメリカを除く世界の大型株に投資できる VEU
アメリカを除く世界の小型株に投資できる VSS
アメリカを除く世界全体をマルっと投資できるが、経費率が高いため長期保有に向かず、投資対象も少ないというVXUSの劣化小型版 ACWX
とそれぞれのETFに特徴があったのかな、と思います。
冒頭で述べましたように、アメリカ以外をまとめて買いたいという方にはよい選択肢です。
ただ、aotakoとしては、どうしても【オワコン】である日本の割合の高さが目につきます。
国別GDPや株式市場規模を考えれば妥当なのかもしれませんが、成長性がないものにこれほど突っ込まれるのはいやなので、
VXUSで一括で買うのではなく、
VWO+VEA(ローリング)で、先進国の割合を調整しながら買っていきます。
目指せFIRE!
※国別の投資割合は各ファクトシートより引用