こんにちは!
FIREを目指す、40代会社員のaotakoです。
今日はSBI証券、楽天証券で買える
アジア・パシフィックのETFを見ていきます。
VPL vs EPP vs GMF
銘柄 |
管理会社 |
純資産 |
平均 |
経費率 |
配当率 |
年初来 |
5年 |
VPL |
バンガード |
$5,553.43 |
811,792.0 |
0.08% |
1.92% |
3.37% |
69.44% |
EPP |
$2,499.20 |
389,532.0 |
0.48% |
2.07% |
9.67% |
65.11% |
|
GMF |
ステート・ストリート |
$ 748.84 |
36,952.0 |
0.49% |
1.29% |
1.44% |
102.86% |
(出典:2021年5月21日付ETF DB)
VPLは、「FTSE Developed Asia Pacific All Cap Net Tax (US RIC) Index」に連動し、
アジア・パシフィックの先進国が対象となっており、
世界の3大運用会社である『バンガード』が運用しています。
銘柄保有数は2415です。
トップ3企業は韓国のサムスン電子、日本のトヨタ自動車、香港のAIAグループです。
EPPは、「MSCI Pacific ex Japan Index」に連動し、
日本を除くアジア・パシフィックの国が対象となっており、
世界の3大運用会社である『ブラックロック』が運用しています。
銘柄保有数は129です。
トップ3企業は香港のAIAグループ、オーストラリアのオーストラリア・コモンウェルス銀行、オーストラリアのBHPグループです。
GMFは、「S&P Emerging Asia Pacific BMI」に連動し、
アジア・パシフィックの新興国が対象となっており、
世界の3大運用会社である『ステート・ストリート』が運用しています。
銘柄保有数は1383です。
トップ3企業は中国のテンセント、中国のアリババグループ、台湾のTSMCです。
運用会社は、それぞれ世界の3大運用会社であり、信用充分です。
銘柄保有数はVPL>GMF>EPPの順であり、VPLが最も分散が効いています。
資産と出来高は倍以上の差をつけて、VPLが突出しています。
経費率は0.08%と、VPLが破格の安さで突出しています。
配当率は僅差ですが、EPPが高いです。
年初来リターンはEPPが良いものの、
5年リターンで見るとGMFが良いです。
最も新しいGMFが設立された2007年4月からでグラフ化してみます。
GMF>VPL>EPP であることが良くわかります。
まとめ
VPL、EPP、GMFは対象とするインデックスが違うため、
唯一新興国を含むGMFのパフォーマンスが良かったものと思われます。
ただ、新興国であれば過去ご紹介したVWOでまるっと新興市場全体をカバーしてもらう方が漏れがありません(GMFではインド、アフリカや南アメリカが含まれません)。
したがいまして、aotakoとしてはアジア・パシフィック単体には投資しません。
(もちろん、アジア・パシフィック単体の割合を増加させたいのであれば、投資することも考えられます。)
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