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FIRE海外移住への道!目指せ投資で1億円

DBC vs GSG【コモディティ総合の選択】

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こんにちは!
FIREを目指す、40代独身会社員のaotakoです。

 

先日はコモディティ総合最大のETF【PDBC】をご紹介しましたが、
SBI証券楽天証券といった日本の特定口座対応証券会社では購入できないものでした。

aotakoblog.hatenablog.com

今回は、コモディティ総合でPDBCに次ぎ、かつ日本の特定口座対応証券会社で買える【DBC】【GSG】を取り上げたいと思います。(楽天証券では買えることを確認)

 

銘柄

管理会社

純資産
(100万ドル)

平均
出来高

経費率

年初来
リターン

5年
リターン

DBC

インベスコ

$ 2,222.03

 3,041,677.0

0.88%

21.84%

26.41%

GSG

ブラックロック

$ 1,256.62

 1,452,114.0

0.75%

22.47%

-0.79%

(出典:2021年5月1日付ETF DB)

 

DBCは、DBIQ Optimum Yield Diversified Commodity Index
GSGは、S&P GSCI(R) Total Return Index
に連動するように設計されています。


DBCは、先に紹介したPDBCが参照している指数に連動するように設計されているので、同じようなリターンとなっていますが、年初来リターンでは若干PDBCの方が優れています。おそらく、経費率がPDBCの方が低いので、それが影響していると考えられます(ただ、5年リターンではDBCの方が優れており悩ましいところです)。

GSGのS&P GSCI(R) Total Return Indexは、DBIQ Optimum Yield Diversified Commodity Indexとは違い、家畜が入った指数となっており、それがDBCとのリターンの差となっていると思われます。

 

資産は、DBCがPDBCの約半分、GSGがDBCの約半分で
PDBC>>DBC>>GSG
となっています。
出来高は、DBCよりちょっと少ない程度、GSGがDBCの半分以下で
PDBC>DBC>>GSG
となっています。
しかしながら、一番小さいGSGでも14億ドル超(1587億円超)、
出来高も100万を軽く超えており、
資産規模、流動性の面では問題ありません。

 

DBC投資内訳

セクター

品目

エネルギー

WTI原油

14.49

ガソリン

14.35

NY港渡し ULSD軽油

13.85

ブレント原油

13.18

天然ガス

 4.14

貴金属

 5.87

 1.64

工業用金属

 4.24

アルミニウム

 3.85

亜鉛

 3.55

農作物

大豆

 5.61

トウモロコシ

 5.61

砂糖

 5.01

小麦

 4.60

 (出典:ファクトシート

 

GSG投資内訳

セクター

エネルギー

54.28

貴金属

 5.23

工業用金属

12.49

農作物

21.01

家畜

 7.00

 (出典:ファクトシート ※セクター内での品目別割合は不明)

 

DBCとGSGを比較してみると。。。

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(Trading Viewにより作成)

DBCオレンジ)がGSG()を上回っています。

よって、家畜にも絶対投資したいとかの変なこだわりがないのであれば、
DBCを選ぶのが良さげに見えます。

 

まとめ

コモディティ総合をポートフォリオに加えるのであれば、
DBCの方が、経費率は高くても、パフォーマンスが勝っており、ベターであるように見えます。

ただ、エネルギーが過半を占めており、エネルギーのクリーン化が求められ需要の大幅増が見込めない現状では、右肩上がりのストーリーが描けません。。。

また、農作物であればDBAのように特化したETFがありますので、この点も旨味が少ないです。

よってaotako個人としては、短・中期的な視点からDBCをウォッチリストに加えましたが、
ポートフォリオには加えませんでした。。。