こんにちは!
FIREを目指す、40代会社員のaotakoです。
先日はヨーロッパの新興市場のポーランドとトルコのETFについてみましたが、
今日はヨーロッパの中でも有数の工業国であるドイツのETFで
SBI証券、楽天証券でも買える2つのETFを見ていきます。
EWG vs HEWG
銘柄 |
管理会社 |
純資産 |
平均 |
経費率 |
配当率 |
年初来 |
5年 |
EWG |
$3,067.52 |
11,556,308 |
0.51% |
1.88% |
13.13% |
60.95% |
|
HEWG |
$61.75 |
69,344 |
0.53% |
2.22% |
13.24% |
63.78% |
(出典:2021年5月24日付ETF DB)
EWGとHEWGの管理会社は同じ『ブラックロック』で、
両者の違いは、為替ヘッジをしてあるか否かという点にあります。
(為替ヘッジなしが「EWG」で、為替ヘッジありが「HEWG」。
「HEWG」は99.74%が「EWG」で残りの部分(0.26%)が為替ヘッジするための投資信託になります
なお、「為替ヘッジ」とは、この場合、為替の変動による外貨資産(ユーロ)の米ドルベースの価値の変化を回避することです。)
配当率、リターンはユーロ・ドルの関係からHEWGが勝っているものの、
資産規模、出来高はEWGが圧倒的に勝っています。
経費率も僅差ですが、EWGが勝っています。
まとめ
ドイツの特殊出生率は1.57 人(2018年)で、日本と同じく人口減少局面に入っています。
経費率が0.50%以上と高めであるものの、配当は「高配当」とまではいえず
アメリカのS&P500の5年リターンが120%を超えていることを考えれば、60%超しかないリターンは正直物足りません。
また、EWGの保有銘柄数は「65」しかなく、分散もそこまでされていません。
(HEWGは為替ヘッジという皮を被ったEWGなので、同じです。)
したがいまして、aotakoはドイツ単体ETFは購入しません。
目指せFIRE!