こんにちは!
FIREを目指す、40代独身会社員のaotakoです。
今日は、相対的に安定した価格変動幅をもち、
株式と値動きが異なるため分散投資に活用できる
「債券」にまるっと投資できる総合債券ついて勉強したいと思います。
株式と異なる「債券」
(Trading Viewにより作成。S&P500(オレンジ)、AGG(青))
「株式」は、企業に対する出資で、資金を提供することで投資先企業のオーナー(株主)としての権利を取得して、
投資先企業が成長すれば、その成長の恩恵を受けることができる一方、
事業が低迷すればその悪影響を被るというものです。
これに対し「債権」は、
国や企業(発行体)に対する融資で
投資家が最終的に受け取る金額と支払の期日が予め決められていて、
発行体が破綻したり、債務不履行に陥ったりしない限り、
貸している間は利息が支払われ、償還時には貸したお金が返ってくるというものです。
そして、「債券」には国債、地方債等の公共債、社債、金融債等の民間債といった種類があります。これらにまるっと投資するのが総合債券です。
AGG vs BND
米国総合債券の2大巨頭が【AGG】と【BND】です。
ETF全体でも
AGGは8位(869億ドル超。9兆5228億円超!)、
BNDは13位(738億ドル超。8兆0871億円超!)と
超巨大で、
出来高はともに500万を軽く超えており、流動性も文句なしです。
銘柄 |
管理会社 |
純資産 |
平均 |
経費率 |
年初来 |
5年 |
AGG |
$ 86,948.5 |
6,154,153.0 |
0.04% |
-2.67% |
15.93% |
|
BND |
バンガード |
$ 73,844.3 |
5,560,114.0 |
0.04% |
-2.81% |
16.76% |
(出典:2021年4月30日付ETF DB)
経費率はAGG0.04%、BND0.035%とどちらも破格の低さですが、
AGGはBloomberg Barclays U.S. Aggregate Bond Indexに
BNDはBloomberg Barclays US Aggregate Float Adjusted Index
に連動しています。
AGG BND
これが保有数と、不動産担保証券の割合(5%以上)に大きな差となって現れています。
パフォーマンスをラインチャートにして比較してみます。
(Trading Viewにより作成。AGG(青)、BND(赤))
ちょっとだけ、BNDがAGGに勝っています。
配当率はAGGが2.06%
BNDが2.36%
と、BNDが少し優れている点によるものでしょう。
まとめ
AGGもBNDも国債以外の不動産担保証券等が入っているのが若干気になります。
GOVT(SBI証券や楽天証券からは買えません)のように国債のみで構成されていれば、
値動きが株式につられる要素が減るのですが。。。
いずれにせよ、債券の入口としてAGGもBNDも非常に優秀です。
aotakoもボーナス時のローリング候補としてBNDを入れました。
目指せFIRE!!